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ベビーシッターとして3年以上働いてきた私が、保育実習で気づいたこと

3 時間前
読了時間: 5分

3年以上ベビーシッターとしてシドニーで働いてきた私は、多くのことを学び、子どもとの関わり方にはそれなりに自信がありました。


でも、保育園での実習が始まってから、毎日が学びの連続で、まだまだ未熟だとひしひしと感じています。


現在、私はシドニーで幼児教育・保育のDiploma(ディプロマ)を取得するために勉強しています。


ベビーシッターと保育園での仕事は違うだろうと思っていましたが、ここまで自分自身の子どもへの関わり方を考え直すことになるとは、正直予想外でした。



Colourful preschool-style crayon drawings in a warm classroom setting


ベビーシッターから、保育園の現場へ


ベビーシッターとして働く中で、私はいつも、子どもたちが安心して一緒に過ごせる存在でありたいと思ってきました。


子どもが悲しんでいたら、まずは理由を聞いて、理解して寄り添ってあげたい。


1人、または2人の子どもをお世話するベビーシッターの仕事では、一人ひとりに合わせて、時間をかけて向き合えることが多いです。


でも、保育園ではそうはいきません。


保育士同士で協力しながら、たくさんの子どもたちを同時に見守る必要があります。


そして、子どもたちはそれぞれ気持ちや個性、必要としているサポートが違うので、対応の仕方ももちろん子どもによって変わります。


ベビーシッターとしてうまくいっていた関わり方が、集団保育の中では必ずしも同じようにいくとは限らない。


そんな違いを、実習を通して実感するようになりました。





自分の関わり方を考え直した、ある出来事


実習中、お母さんにバイバイするのが悲しくて、ずっと泣いてしまっている子どもがいました。


その子は何度も私のところに来て、安心を求めていたように感じました。私は自然と、その子のそばにいて、声をかけたり、安心できるように寄り添ったりしていました。


でも、その後、経験豊富な保育士の先生から、自分の関わり方について振り返るきっかけをもらいました。


その子が私のところに来るたびに、私は毎回対応していました。だから、その子も「泣いたらさくらがそばにいてくれる」と思うようになっていたのかもしれません。


他の保育士からは、家ではその子のやりたいことが通ることが多いと聞きました。園でも「泣いたらどうなるかな」と、大人の反応を見ていたのかもしれません。


でも、保育園にはみんなで過ごす時間やルーティンがあるので、いつでも自分の思いどおりになるわけではありません。


気持ちは受け止めながら、その子が少しずつ慣れていけるように、他の保育士たちは同じ方針で関わっていました。


そんな中、私だけが毎回対応してしまうと、せっかくみんなで続けてきた関わり方が、その子に伝わりにくくなってしまいます。


私は目の前のその子を安心させたいと思っていたけれど、他の保育士がどうしてその対応をしているのか、もっと理解する必要があったんだと思います。


そんな視点で考えたことは、それまでありませんでした。


私はただ、不安そうにしている子どもを助けたいと思っていただけだったからです。


でも、良かれと思ってしていたことが、その場面では必ずしも一番良いサポートではなかったのかもしれない。他の先生と同じアプローチをするべきだった。


そう考えると、自分の関わり方に少し自信がなくなりました。


私は本当にその子をサポートできていたのかな? それとも、少し手を差し伸べすぎていたのかな?


子どもを大切に思うことは、いつもたくさんの手助けをしたり、寄り添ったり、安心させてあげたりすることだけではない。


ときには、手を差し伸べるタイミングを見極めること。


ときには、子ども自身が考えたり、気持ちを落ち着かせたりするための時間や空間をつくること。


そして、ときには、他の保育士と相談しながら、その子にとっても、クラス全体にとっても良い関わり方を考えていくこと。


もちろん、不安を感じている子どもや、新しい環境に慣れようとしている子どもには、心のサポートが必要です。


私は、泣いている子どもを慰めることが間違っているとは思いません。


でも、どのように寄り添うかも同じくらい大切なんだと、今は学んでいるところです。


そして、すべての子どもに当てはまる、たった一つの正解があるわけではないのだと思います。





これから、このブログで伝えていきたいこと


インスタグラムでは、シドニーでベビーシッター・保育士として行っているアクティビティや、企画から集客まで自分で手がけているワークショップの様子を投稿しています。


今は保育実習にも取り組んでいて、経験豊富な保育士さんたちから、オーストラリアでの子どもたちとの関わり方を日々学んでいます。


そんな中で、インスタグラムの投稿だけでは伝えきれない、実習での経験や、そこで感じたこと・考えたこともシェアできる場所をつくりたいと思うようになりました。


今でも毎日学ぶことばかりで、うまくいかないこともあります。


それでも、子どもたちと関わる中で、新しい発見がたくさんあります。


このブログでは、そんな日々のリアルな経験や、子育てに役立つアイデア、子どもの発達について学んだこと、そして日本の文化なども少しずつ紹介していきたいと思っています。


すべての答えを知っているから発信するのではありません。


学んでいる途中だからこそ、シェアできることもあると思うからです。


子育て中の方、ベビーシッターや保育士として働いている方、そして子どもについて学ぶことが好きな方。


このブログが、何かを考えるきっかけになったり、子育てをしていく中で共感できたり、新しい発見につながったりする場所になれば嬉しいです。


最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


Sakura 🌸


ABC sitters Founder




Read in English → https://www.abcsitters.com.au/post/i-thought-i-knew-how-to-work-with-kids-then-i-started-my-childcare-placement

 
 

シドニー、オーストラリア

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